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学んでいること―MBSRやエディブルエデュケーションを学びながら考えていること、

花
娘が出先から送ってくれた写真。娘が観ている景色がわかるようでうれしい。

MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction/マインドフルネスストレス低減法)について学んでいます。

自然学校のスタッフとして活動したり、田畑での学びを続ける中で、植物や子どもたちを観察する際に、「自分自身の心の状態」や「ものごとの捉え方」が見えている世界に大きく影響していることを強く感じるようになりました。できるだけ判断や評価から距離を置き、フラットに、そのままの状態を見られるようになりたい。そう思うようになってMBSRを学び始めました。

そもそも私がマインドフルネスに興味を持ったのは学生時代で、心も体もせわしない毎日の中で、自分自身の状態を安定して保つために、実践していたとが、ふと手にした本でマインドフルネスの考え方に近いものだったと知ったときでした。その後、就職、結婚、出産、子育て、仕事とライフステージが変化していく中で、マインドフルネスへの興味はさらに強くなりました。

最初は自分自身のために始めた学びでしたが、学べば学ぶほどその奥深さに惹かれ、現在はMBSRの指導者資格取得に向けてステップを進めています。今は 「MBSR Essentials」 というプロセスの途中で、最初のステップである8週間プログラムに改めて参加しながら、Essentials講座も並行して受講します。
昨日はその初回オリエンテーションでした。

その中で改めて紹介された、マインドフルネスの定義があります。

「意図して、今この瞬間に、価値判断することなく、注意を向けることから生じる気づき」

できごとや体験自体を変えることはできないけれど、関わり方を変えることはできる、そこに魅力を感じています。

また同じ日の午前中には、東京大学先端科学技術研究センター が提供している「LEARN」 プログラムで、「認知」に関する講義動画を見ていました。LEARNは、一人ひとりに合った学びや、人がどのように世界を認識し、学習していくのかを探究する教育研究プログラムです。

その講義の中で特に印象的だったのは、「色」や「明るさ」でさえ、物体そのものの性質ではなく、人間の内的な認知によって大きく左右されている、という話でした。「見えている世界」 は、実はそのまま見えているわけではないということがとても面白く、印象に残りました。

MBSRを学びながら興味深く感じているのは、エディブルエデュケーションを学ぶ中でも感じていたことですが、「体験」を大切にしていること、そしてコミュニティの中で共に学ぶことによって生まれるダイナミクスを大切にしていることです。

認知、身体感覚、関係性、環境。それらは切り離されたものではなく、常に相互に影響し合っているということに興味を持っています。大人になってからも「知ること」によってこんなにも世界の見え方が変わって、毎日を面白くしてくれるのだと感じながら気づけば数年が経ちました。

私がこれから目指しているのは、エディブルエデュケーションやMBSRやLEARNで学んでいる学びや意識の向け方についての理解を深め、それを「体験」として人に届けられる形へ落とし込んでいくことです。

おこめと、おまめと、おだしと過ごす時間。その時間が、誰かにとって、自分自身や世界との関係を少しやわらかく見つめ直せるような時間になればいいなと思っています。

この記事の著者

ひかる  

2児の母。慶應義塾大学卒業後、企業勤務を経てレシピ開発・執筆に従事。生産者取材を通じ食の背景と体験の価値を探究。現在は東京都日野市で「おこめとおだしのある時間」を主宰。育て、つくり、味わう体験を通じた学びの場づくりをしている。

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