ビオトープ整備で見つけたトンボたちの命の営み|オオシオカラトンボの産卵を観察

ビオトープの竹柵づくりに向けて、ビオトープ周辺の草刈りと、内部に繁茂していたキショウブなどの草の剪定を行いました。作業後は見違えるほどすっきりとし、水面もよく見えるようになりました。ビオトープ内の日陰と日向もわかりやすくなり、今後の生きものの在り方がますます楽しみです。
ビオトープ整備で見つけた生きものたち
整備したビオトープには、水蜘蛛(ミズグモ)やコガネムシ、アメンボなど、さまざまな生きものの姿が見られました。草を刈ったことで新たに現れた水面では、シオカラトンボが産卵する様子を観察することができました。
オオシオカラトンボの交尾と産卵を観察


作業中には、黄色いトンボと青いトンボがビオトープの柵で交尾している姿を発見。「違う種類のトンボが交尾している?!」と驚きましたが、オオシオカラトンボでした。オスは青色、メスは黄色をしており、交尾の後には、オスが近くで見守る中、黄色いメスが産卵する姿も見ることができました。
ビオトープの整備は景観を整えるだけではなく、生きものたちの暮らしを間近で観察できる貴重な機会でもあります。水面が開けたことで、トンボたちが安心して産卵する様子を観察することができ、自然の営みを改めて実感しました。
日野市には約50種類のトンボが生息

日野市には、約50種類ものトンボが生息しているそうです。2026年7月25日から8月11日まで、日野市カワセミハウスでは「日野のトンボたち」と題したトンボの写真展が開催されています。身近な自然の豊かさを知ることができる機会ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ビオトープが育む身近な自然
ビオトープを整備する中で、整備することで日々の変化がわかりやすくなり、生き物の生態にもより関心を持てるようになりました。また、景観が整うことで自然と付近に集まる人の数も増えたように感じています。身近な小さな自然、小さな命の営みを感じる場所として、これからのビオトープの変遷がとても楽しみです。

