「新宿今昔ものがたり×五感」-カフェ体験を担当しました
2026公益財団法人 新宿未来創造財団が主催する「新宿たいけん(前期)~五感で感じる新宿今昔物語~」にて、みちくさくらす様より講師としてお声がけいただき、「カフェ体験」の講師を担当させていただきました。
今回のイベントは、五感を通して新宿の文化や仕事、人々の暮らしに触れ、「新宿は人の営みが積み重なってできたまち」であることを子どもたちに体験的に学んでもらうことを目的としたプログラムです。
私が担当したのは、子どもたちがカフェのお客さん役と店員役の両方を体験するワークショップでした。
子どもたちがつくる、小さなカフェ
当日は、飲み物や食べ物を提供することが目的ではなく、「どうしたらお客さんが気持ちよく過ごせるだろう?」「また来たいと思ってもらえる場所ってどんな場所だろう?」と、場づくりしていくプロセスを子どもたち自身が考えながら、小さなカフェをつくる時間を目指しました。
お客様のことを考える
テーブルクロスを敷き、お花を飾り、チームごとにカフェの名前を考え、お互いに注文を取り、飲み物やお菓子を準備して、おもてなしをする。カフェ体験というと店員さんになりきることが思い浮かびますが、その背景に「人が集まる場をつくる仕事」や「相手を思いやること」などを考えるプロセスがあることを感じられる体験になったのではないかと考えています。
みちくさくらすという「地域の居場所」で学んだこと
今回の会場である「みちくさくらす」は、かつて地域で親しまれたクリーニング店をリノベーションし、新たな地域の居場所として生まれ変わった場所です。地域に愛されていた場所を地域の人たちと共に形をかえ、今は学習支援やカフェ、さまざまな習い事などが開催されるレンタルスペースとして愛されています。
当日は、カフェ体験のほかに建築士であるみちくさくらすオーナーから工作を習う時間もあり、異なる内容を1時間ごとに切り替える構成でしたが、子どもたちは驚くほど自然に気持ちを切り替え、それぞれの活動に集中して取り組んでいました。
また、「新宿たいけん(前期)~五感で感じる新宿今昔物語~」にて回を重ねる中で参加者同士のつながりや安心感が育まれている様子も印象的で、継続して開催することの価値を改めて感じました。
子どもたちの力を信じ、一歩引いて見守る
プログラムを通じて、子どもたちは大人が誘導しなくとも子どもたち自身で創意工夫しながら過ごすことができるのだと感じ、子どもたちの力を信じて一歩引いて見守る大切さを実感する時間となりました。
また、当日はサポートスタッフとして居場所づくりや子どもたちの学びの場に関心のあるボランティアの皆さまが参加してくださり、子どもたちへの温かで心配りのある関わり方から学ぶところも多くありました。
今回の経験を通して改めて実感したのは、子どもたちは「教えてもらう」こと以上に、「自分たちで考え、協力しながら場をつくる」ことから多くを学ぶということです。この学びを大切にしながら、これからも食や暮らし、人と人とのつながりをテーマにした体験づくりに取り組ん

