ブルーマロウについて調べてみました

昨日訪れた南平交流農園では、ブルーマロウが美しく咲いていました。
ブルーマロウは、アオイ科の植物 Malva sylvestris(和名:ウスベニアオイ)。ヨーロッパ原産の植物で、古くから食用やハーブとして利用されてきたとされています。耐寒性があり、春に植えるとよく育つそうです。まっすぐ伸びる茎は、1〜2mほどになることもあるのだとか。
名前は「ブルー」マロウなのに、実際の花は赤紫色。和名では「ウスベニアオイ」と呼ばれているのも興味深く感じました。熱湯をかけてお茶にすると、美しい青色のお茶になるそうで、そこにレモンを絞ると、今度は鮮やかなピンク色へ変わるのだとか。実験のようで楽しい!フレッシュのお花でもお茶にできるし、乾燥させておけば好きな時にハーブティーを楽しむことができるのだそうです。たくさん花を咲かせるのですが、ひとつひとつの花は1〜2日ほどで咲き終わってしまうそうで、お花を乾燥させておくと長い間ハーブティーを楽しめるのだそうです。
これは、交流農園でコーディネーターをしている方から教えていただきました。交流農園には本当にさまざまな得意分野を持っている方や、経験や知識のある方がいて、会話や一緒に過ごす時間を通して、分かち合ったり学んだりできるのでとてもうれしく思っています。
さて、このブルーマロウについて少し調べてみました。この「ブルー」というのは、植物に含まれる「アントシアニン」という色素の性質によるもののようです。ブルーベリーと同じですね。ブルーマロウに含まれる malvin(マルビン)などのアントシアニンが、液体の酸性・アルカリ性(pH)によって色が変化するので、レモン果汁に含まれるクエン酸によって酸性側に傾くことで、青紫色から赤紫〜ピンク色へと変わるのだそうです。これは子どもたちと一緒に楽しめそうです!

さらに調べてみると、ブルーマロウは古代ギリシャ時代から食用・薬用として利用されてきた記録があるそうで、ハーブティーとしてだけではなく、若葉を食べる文化も各地に残っているのだとか。そういえば、先日参加した南平交流農園のイベントでは、このブルーマロウの葉を天ぷらにして食べました!見た目が濃い緑色でしっかりとした葉なので、もっと独特の香りやクセがあるのかと思っていたのですが、実際は驚くほど嫌味がなく、やわらかく、衣との相性も良くて、とてもおいしかったです。野草やハーブというよりは、葉物野菜として自然に楽しめてしまうような印象でした。

花として眺めても美しく、お茶として色を楽しむこともできて、葉を食べて味わうこともできる。ひとつの植物に、こんなに多くの入口があることを知って、とてもわくわくしました。図鑑やインターネットの情報で学ぶことももちろん楽しいですが、こうして何気なく目にしていた植物のことを、人から、その人の言葉を通して聞いて、味わったり、眺めたりする体験の積み重ねは、本当にいつもの毎日をぐんと楽しくしてくれるなぁと思いました。
交流農園からの帰り道、ブルーマロウについて教えてくださった方が、いくつか花を摘んで渡してくれました♪近々お茶にしてみたいと思います。

